東アジアで日本語教師になるには?|求人事情など各国を比較・紹介!

東アジアで日本語教師になるには

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この記事では、東アジアで日本語教師になるための方法、それぞれの国・地域の日本語教育需要・求人事情などを解説します。

この記事でとりあげる東アジアの国・地域は、中国・モンゴル・韓国・台湾・香港・マカオ。

世界のなかで最も日本語教育需要が高い地域であるのは誰しもが知るところです。

日本語教師として海外で働こうと考えるとき、行き先として、まずはじめに東アジアを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

そこで、東アジアで日本語教師になることに興味がある方に向けて、

  • 東アジアで日本語教師になるにはどんな資格が必要? 
  • 東アジアにおける需要はどのくらい?
  • 給料はいくらぐらい?
  • 就職先はどこがあるの?
  • 東アジアのなかで国・地域による違いはある?

こんな疑問にお答えするため、当サイトでは東アジア地域全体および各国の日本語教育事情や日本人教師の需要・就職先を徹底調査!

その結果を比較表でわかりやすくまとめました!

東アジア地域の特徴を知り、東アジアで日本語教師としてのキャリアを積んでいきましょう!

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目次

東アジアの特徴とその魅力は?

東アジアの地図

東アジア地域は、海外の日本語教育における主要なエリアであり、日本語教師が活躍できる多様なフィールドがあります。

まずは、日本語教師として働くにあたり、東アジア地域にどんな魅力や特徴があるのか…

ご紹介します。

東南アジア地域の特徴と魅力
  • 世界で日本語学習者が最も多い地域
  • 求人数が多く、活躍のフィールドが幅広い
  • 日本への関心が高い、漢字圏エリア

世界で日本語学習者が最も多い地域

東アジアは、中国・韓国・台湾という日本語教育需要の非常に高い国・地域が集中しており、世界で日本語学習者が最も多い地域です。

東アジア地域は互いに外交・経済・文化面での結びつきや関係性が強く、距離的に近いこともあり、先進国である日本の言語を学ぼうとする人たちが以前から多くいます。

経済では中国がリードしつつも、先進国日本への留学・就職をめざす人々は多く、近年は日本のマンガ・アニメなどのサブカルチャーも人気です。

学習者の日本への興味・関心は高く、日本語教師としてやりがいや教師としての自信の成長を感じられるフィールドが東アジア地域です。

求人数が多く、活躍のフィールドが幅広い

東アジア地域の日本語教師の需要は非常に高く、求人が常にある状況です。

日本人教師のメインのフィールドは日本語学校と大学で、求人内容はさまざま。

未経験から活躍できる場もあれば、実務経験を活かせる現場、高度な専門性を必要とする研究など、活躍のフィールドが幅広いのも魅力です。

日本語教師としての海外経験を積むことができ、教師としてのスキルアップ、キャリアアップも図れる場所が東アジア地域には豊富にあります。

日本への関心が高い、漢字圏エリア

東アジアの国・地域は日本と距離的に近く、人々は日常生活で日本に関する情報に触れる機会が多いことから、日本に対する関心が総じて高い地域です。

また、中国・韓国・台湾は日常的に漢字を使用している漢字圏のため、日本語学習者が最もつまづきやすい文字習得のハードルが低いのが特徴。

漢字圏の学習者の日本語習得のスピードは非漢字圏と比べて圧倒的に早く、文字練習に時間をとられることなく、文法・文型・語彙を積み上げていくことができます。

このため、特に未経験の日本語教師は、学習者が着実に日本語が上達していく姿を目にすることができるため、自信の成長とやりがいをより一層感じられるでしょう。

東アジアで日本語教師になる方法は?

日本語教師

海外で日本語教師として働く場合、国や地域によって要件は異なります。

また、東アジアは求人数が非常に多いため、求人ごとに求められる資格や経験、スキルは異なります。

ただし、ほとんどの求人で共通している要件は、日本語教師資格を持っていることです。

日本語教師には公式の免許はありませんが、文化庁が定めた日本国内の留学生を受け入れる日本語学校等で働ける教師の要件が、実質的な資格と考えられています。

以下の3つのいずれかを満たしていることが資格要件となります。

  • 日本語教師養成講座420時間を修了
  • 大学等で日本語教育を専攻(副専攻)して履修・卒業
  • 日本語教育能力検定試験に合格

これらいずれかの資格を所持していることで、東アジアで日本語教師として働けるチャンスが大きく広がります。

このように、東アジアで日本語教師をめざそうとする場合、日本語教師資格の取得は必須の要件です。

さらには、採用試験では通常、面接と模擬授業(海外の場合はオンラインもあり)が課されることから、日本語教師として採用されるに足るスキルを持っていることも必要です。

特に、東アジアは求人数も多いですが、応募者も多いです。

まだ、資格を持っていたい方には、短期間で日本語教師資格が取得できて実践的なスキルも身につく、日本語教師養成講座の受講をおすすめします。

日本語教師資格以外の要件や就職へのルート、求人状況などは国や地域によって異なります。

このため、各国・各地域の事情を理解したうえで、自分の進路を比較検討する必要があります。

そこで、東アジア各国・各地域の日本語教育事情、採用要件、求人状況などについて、次に比較することにします。

★ 各国徹底比較一覧表 ★

東アジア地域
管理人

当サイトでは、東アジアで日本語教師をめざそうとしている方が、それぞれの国・地域の違いをわかりやすく理解していただくため、日本語教育事情や求人状況などを調査し、比較表にしました。
ぜひ、就職活動や今後の進路選択の参考にしてください。

スクロールできます
国名
地域名
教育
機関数
学習者数教師数
(日本人)
給与
(参考)
求人数JICA海外協力隊日本語
パートナーズ
ワーキングホリデー
中国
2,9651,057,318人1,441人16~20万円
モンゴル
11713,334人42人9万円~
韓国
2,868470,334人836人20~25万円
台湾
907143,632人728人10~15万円
香港
7327,665人221人23~40万円
マカオ
91,550人8人
      ※教育機関数、学習者数、教師数(日本人)
        →出典:国際交流基金「2021年度海外日本語教育機関調査」
       ※学歴・年齢要件、必要経験は就労ビザの一般的な基準
      ※給与は日本語学校の平均的な給与(参考)
       ※日本語パートナーズ事業は国際交流基金主催
管理人

いかがでしたか?
東アジアでも、それぞれ全く状況が違うことがお分かりいただけましたか?
ただ、大事なのはここからです。
比較をしてみてわかる各国・各地域の違い・ポイントを次に解説していきます。

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どこで働く?|比較してわかるポイント解説

管理人

このあとは、東南アジアの各国事情を比較して分かるポイントについて解説していきます。
ポイントは5つです。

  • 日本人教師の需要がある国・地域
  • 求人状況
  • 給与・待遇
  • 海外派遣プログラム・ワーキングホリデー
  • 東アジアのなかで例外的な国・地域
管理人

上記ポイントをそれぞれ解説していきますが、もちろん個々の求人によって条件は変わります。
ただ、おおまかな全体像を把握しておけば、進路選択の目安になりますよね。
そんな視点で読んでいただければと思います。

日本人教師の需要がある国・地域

日本語教師として就職するのに一番気になる、日本人の日本語教師の需要について見ていきます。

日本人教師の需要があるかどうかは、現在活躍している日本人教師がどのくらいいるかである程度把握することができます。

比較表を見てみると、中国が圧倒的に多く1,400人以上、次いで韓国・台湾が700~800人程度です。

中国・韓国・台湾には非常に高い需要があると考えられます。

また、香港も200人以上の日本人教師がおり、ある程度の需要がうかがえます。

逆に、モンゴルとマカオはかなり少ないため、就職はかなり厳しいでしょう。

求人状況

求人数についても日本人教師の需要と比例する状況になっています。

中国・韓国・台湾で豊富な求人数があるほか、香港でも一定の求人はあるようです。

一方、モンゴルとマカオは厳しい状況です。

モンゴルは少ないながらあるものの、マカオはほぼない状況です。

給与・待遇

それぞれの国・地域における日本語教師の一般的な給料の目安としては、香港が最も高く、韓国が続く形です。

中国は20万円程度は期待したいところですが、都市部と地方では生活水準が大きく異なり、経済格差もあることから、一概には言えません。

この地域に関していえることは、日本語教師の給料は、現地の一般庶民と同等か少し高い程度の水準ということです。

香港は給料の額は高いものの、物価も高いため同じことです。

どこへ行っても大体は、浪費しなければ現地で十分に生活していける給料は受け取れますが、裕福な生活は難しいです。

ただ、キャリアアップすることで、給与・待遇面もアップする可能性もあるため、どのようにキャリアプランを描くかにもよるでしょう。

東アジア|求人の探し方とポイント

東アジアの求人は非常に多いため、就職先に強いこだわりがなければ、情報収集に困ることはないでしょう。

逆に、求人情報が多すぎるがために絞りづらいということも起こってきます。

そこで、東アジアで日本語教師になるための求人の探し方とそのポイントを解説します。

求人を探す方法は大きく3つあります。

  • 養成スクールの就職サポートを活用する方法
  • 求人サイト検索で探す方法
  • 海外派遣プログラムに参加する方法

それぞれの方法について解説していきます。

養成スクールの就職サポートを活用する方法

日本語教師養成講座を受講するとスクールの就職サポートを受けることができます。

未経験で就職活動をする場合は、就職サポートを受けることをおすすめします。

なお、多くのスクールでは講座修了後もサポートしてくれるため、修了から多少のブランクがあっても大丈夫です。

就職サポートでは、多くの求人情報の提供を受けられることはもちろん、独自ルートの情報も手に入れることができます。

また、応募先にスクールのOBがいれば、業務内容や職場の雰囲気、採用試験の内容、合格するためのコツも伝授してもらえます。

養成スクールには過去の就職に関する情報が蓄積されており、応募先の絞り込みと採用試験対策に必要な情報も多くあります。

養成スクールのリソースを最大限活用することで、より自分の希望に合う、より有利な就職活動ができるのです。

求人サイト検索で探す方法

中国・韓国・台湾の求人情報は、日本語教師向け求人サイトを検索すればいつも何かしらの情報は出てきます。

いくつかのサイトを定期的に見て、よさそうな求人がないかチェックしましょう。

時期によっては求人が多く、逆に絞りにくいかもしれません。

そんなときは、養成スクールのOBや担当者の方に話を聞いたり、SNSで調べるなど、できるかぎり情報収集に努めましょう。

以下の関連記事では、日本語教師向けの専門求人サイトをご紹介していますので、参考にお読みください。

海外派遣プログラムに参加する方法

東アジア地域の場合は、求人が豊富にあるため、日本語教師資格があれば十分就職が可能ですが、海外派遣プログラムに参加する方法もあります。

海外派遣プログラムは、ボランティア、インターン、語学学習などいくつかのタイプに分かれていますが、東アジアの日本語教育関連では、以下3種類があります。

  • JICA海外協力隊
  • 国際交流基金 日本語パートナーズ
  • ワーキングホリデー・海外インターンシップ

場合によっては、普段なかなか行けない国や地域に行ける可能性もあります。

特にモンゴルをめざす方にとっては、貴重なルートです。

以下、それぞれご紹介します。

JICA海外協力隊

JICA海外協力隊は、独立行政法人国際協力機構(JICA)が運営する国際貢献プログラム。

途上国の開発支援と国際理解促進を目的として、途上国からの要請に基づき専門知識・技術を持つ人が隊員として原則2年間派遣されます。

近年、東アジアへの派遣はモンゴルのみ。

JICA海外協力隊の募集は年2回(春・秋)ありますが、モンゴルの日本語教育分野については、現地の学校を主な派遣先として数回に1回募集があります。

毎回募集があるわけではなく、今後も続くかどうか不明です。

ただ、日本語教師としてモンゴルに行く手段が限られているなか、貴重なルートです。

JICA海外協力隊員になれれば、現地での生活は保障されるうえ、安全面に対するサポートもあります。

応募できる機会はなかなかありませんが、チャンスがあれば挑戦してみましょう。

JICA海外協力隊 公式サイト >>>

国際交流基金|日本語パートナーズ事業

日本語パートナーズは国際交流基金が派遣元となり、アジアの中学・高校で日本語教師のサポートや日本文化紹介などを行うプログラムです。

主な派遣先は東南アジアですが、東アジアでは唯一、台湾が派遣先となっています。

台湾の募集は年に1回10名程度で、期間は約10か月、派遣先は高等学校です。

あくまで文化交流が目的のため、活動内容は日本語教師ではありません。

ただ、文化交流体験等を通して現地の文化や言語を学べる貴重な体験ができます。

応募要件に日本語教師資格はないため、日本語教育に関する専門知識がなくても応募できます。

逆に、日本語教師資格があれば選考時にアピールできるでしょう。

日本語パートナーズ 公式サイト >>>

ワーキングホリデー・海外インターンシップ

ワーキングホリデーは、相手国との2国間協定により、若者の相互交流を目的として、長期滞在できる制度です。

日本は現在29の国・地域と協定を締結していますが、東アジアでは、韓国・台湾・香港です。

滞在期間は約2年間で、滞在中は語学を学んだり、旅行したり、就労することも可能です。

就労する場合は、基本的に自分で就職活動を行うことになります。

韓国・台湾・香港のいずれも日本語教育がさかんな場のため、日本語教師や日本語アシスタントといった働き方をすることも十分可能です。

このほか、海外インターンシッププログラムで行く方法もあります。

インターンシップのため、就労というよりは職場体験に近い感覚です。

民間のプログラムとしては、モンゴルへ行くプログラムがあるようです。

ワーキングホリデー、インターンシップいずれも、エージェントを通すのが一般的です。

以下の関連記事では、ワーホリ・インターンの概要解説をはじめ、おすすめのエージェントも紹介しています。ぜひお読みください。

東アジア|国・地域ごとの日本語教育事情を紹介

東アジアを紹介

ここからは、東アジア各国・各地域の日本語教育事情、日本人教師の需要、求人状況などについて、ご紹介します。

さらに詳しく知りたい方は、関連記事もぜひお読みください。

中国

日本語教育機関数2,965
日本語学習者数1,057,318人
日本人教師数1,441人
学歴要件大卒以上
給与(参考)16~20万円
求人状況・求人:多い

中国の日本語学習者数は世界一で100万人以上です。

人口規模が巨大な中国では、高校生が第2外国語として日本語を学んでおり、中国の学習者層の半数ほどを占めています。

このほか、大学や民間日本語学校でも需要は高く、日本への留学・進学目的や日本への興味で学ぶ人も多くいます。

そんな中国での日本人教師のメインのフィールドは大学と日本語学校です。

大卒以上の学歴と日本語教師資格があれば、大体の応募要件は満たすことができます。

また、修士以上の学歴や実務経験があると就職に有利であったり、待遇面で優遇されるケースもあります。

求人は常にある状況で、自分のライフスタイルやキャリアプランにあう就職先を見つけることが重要です。

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モンゴル

日本語教育機関数117
日本語学習者数13,334人
日本人教師数42人
学歴要件大卒以上
給与(参考)9万円~
求人状況・求人:非常に少ない
・JICA  
・海外インターンシップ

モンゴルは、東アジアのなかではそれほど多くないものの、日本語学習者が増加し続けている国です。

モンゴルは周辺国と比べると生活水準が低く、日本とも政治的・経済的な友好関係があることから、日本への就労を目的とした需要が高まってきています。

特に技能実習制度や特定技能での渡航をめざして学習を開始する学習者が増えており、これに伴って各地で小規模な日本語教育機関が増加しているようです。

しかし、コロナ禍の影響で閉校を余儀なくされた機関も多く、学習環境の悪化が懸念されます。

だた、オンライン教育により学習を継続したり、新たに開始している学習者も多く、意外にもモンゴルではオンライン教育が普及してきているようです。

コロナ明けの学習者数の回復を期待したところですが、日本人教師の求人は以前から非常に少ない状態です。

一般の求人が時折ある程度で、JICA案件も稀のため、モンゴルへ行くルートは限られています。

養成スクールの就職サポートで何かしらの情報を探すか、インターンシッププログラムを活用する方法も検討するとよいでしょう。

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韓国

日本語教育機関数2,868
日本語学習者数470,334人
日本人教師数836人
学歴要件・経験大卒以上
給与(参考)20~25万円
求人状況・求人:多い
・ワーキングホリデー

韓国は世界でも有数の日本語教育需要の高い国です。

中等教育機関では日本語が第2外国語として選択できるほか、日本への留学・就職を目的とした大学生以上の学習者層も非常に多いです。

近年は少子化の影響で学習者数は減少しているものの、日本語教育機関数は中国に匹敵するほどの数で、日本人教師の活躍の場は豊富にあります。

日本人教師の主な就労先は民間日本語学校や大学です。

求人は豊富にあり、大学の場合は修士以上の学歴が求められるなど、キャリアアップの道もあります。

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台湾

日本語教育機関数907
日本語学習者数143,632人
日本人教師数728人
学歴要件大卒以上
給与(参考)10~15万円
求人状況・求人:豊富
・日本語パートナーズ
・ワーキングホリデー

台湾は、日本人教師が活躍する大きなフィールドを持っており、日本語教育の需要が非常に高い地域です。

近年は、メインの学習者層である学生の数が少子化の影響により減少していることから、日本語学習者数も減少傾向が続いています。

それでも、現地の日本語教育機関は数多いうえ、日本の機関とつながりのある日本語学校等も多く、求人は多い状況です。

大卒以上の学歴と日本語教師資格を持っていれば、台湾で活躍できるチャンスは十分にあるでしょう。

このほか、国際交流基金の日本語パートナーズ事業やワーキングホリデーで渡航する方法もあります。

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香港

日本語教育機関数73
日本語学習者数27,665人
日本人教師数221人
学歴要件・経験大卒以上
給与(参考)23~40万円
求人状況・求人:ややある
・ワーキングホリデー

香港は面積が小さいながら、世界で13番目の日本語学習者数を誇ります。

学習者数の多くは民間日本語学校で学ぶ成人層で、日本のマンガ・アニメなどをきっかけとしていて、今後も増加が見込めます。

現地で活躍する日本人教師も多くいますが、日本語教育機関の数は限られており、求人は頻繁にはありません。

ただ、求人サイトで随時募集情報が出るほか、養成スクールの就職サポートを受ければ、案件は見つかるでしょう。

香港では英語も日常的に使用されるため、場合によっては英語力も求められる可能性があります。

給料は額面上は高く見えるものの、現地の物価も高いため、それほど裕福な生活は望めないでしょう。

日本と香港はワーキングホリデーの協定も締結しているため、ワーキングホリデービザで渡航する方法もひとつかもしれません。

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マカオ

日本語教育機関数9
日本語学習者数1,550人
日本人教師数8人
学歴要件
給与(参考)
求人状況・求人:ほとんどない

マカオは日本人の人気観光地として有名です。

マカオには日本人観光客を相手とした観光業への従事を目的とした層や日本文化への興味で学ぶ層もいます。

しかし、そもそもの教育機関が少ないため、日本人教師の就職先はほとんどありません。

現地では、英語やポルトガル語を媒介語とした間接法も行われているようです。

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東南アジアで働く際の要注意ポイント

注意点

ここまで、東アジアの魅力やそれぞれの国・地域の日本語教育事情をご紹介してきました。

東アジアは日本語教師にとって非常に魅力的なフィールドです。

しかし、東アジアで日本語教師として働くにあたり、気を付けなければいけないこと、注意しておきたいこともあります。

そこで、東アジアで日本語教師になる際の要注意ポイントを解説します。

  • 求人情報をよく確認する
  • 政治・外交に関するセンシティブな話題は避ける
  • 不測の事態に注意する

求人情報をよく確認する

東アジアの日本語教師に関する求人情報は非常に多くあります。

だからこそ応募先を決める際には、内容をよく確認する必要があります。

求人情報を見る際、どうしても給与面を気にしがちですが、給与だけでなく、福利厚生面や生活面でのケアもあるかどうか、いくつかの求人情報を見比べてみましょう。

特に、ビザに関すること、住宅に関すること、医療制度に関することなどは、私たち日本人ではよくわからず、いざというとき誰のサポートもないと困ってしまいます。

可能であれば、よさそうな求人情報を見つけたら、養成スクールに相談したり、先輩に体験談を聞いてみましょう。

それができない場合でも、求人情報をしっかりと比較することで、待遇面の違いがわかるようになります。

海外に行ってしまったら、自分の想像と違ったとしても、そう簡単には帰って来られません。

求人情報をしっかりと見極めましょう。

政治・外交に関するセンシティブな話題は避ける

日本と東アジアの国・地域は互いに協力関係にありますが、一方で、多くの課題も抱えています。

日中関係、日韓関係、中台関係、中国・香港関係など…

日本語の授業ではレベルによっては、さまざまな話題・テーマで会話をしたり、活動をしたりします。

その際に、意図せずセンシティブな話題に触れてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

過度に意識する必要もありませんが、特に東アジアでは複雑な地域事情があることを念頭に置かなければなりません。

不測の事態に注意する

東アジアの治安は基本的によく、日常生活で危険な目にあうことはめったにないでしょう。

ただし、東アジア地域は複雑な地域事情を抱えています。

ふとしたきっかけで反日感情が高まったり、反政府運動が起きることもあります。

同じアジアの国でも海外であることには変わらず、現地の言葉も100%理解できない以上、日本にいる時よりも治安面には細心の注意を払って生活することが重要です。

また、いざという時に現地で頼れる人を決めておき、危険な集団には近づかないなど、不測の事態が発生した場合に備えた行動を心がけましょう。

まとめ

旅立つ女性

最後までお読みいただきありがとうございました。

東アジアは、未経験者にとってもベテランにとっても、日本語教師として経験を積みキャリアアップしてくには最適で魅力的なエリアです。

そんな東アジアで日本語教師になるには、前提として日本語教師資格が必要です。

もしまだ資格を持っていない方は、まず日本語教師資格の取得をめざしましょう。

日本語教師資格の取得には、短期間で専門知識も実践力も身につけられる日本語教師養成講座の受講がおすすめです。

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