中南米で日本語教師になるには?|求人事情など各国を比較・紹介!

中南米で日本語教師になるには

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この記事では、中南米で日本語教師になるための資格要件や各国の求人事情などについて解説します。

中南米は、日本から最も距離が離れた地域ですが、多くの日系人が社会に溶け込んでおり、日本とは関係の深い地域です。

近年は日本文化への興味から日本語を学び始める非日系人も増えており、今後の需要の高まりが期待できるエリアです。

そこで、中南米で日本語教師になることに興味がある方に向けて、

  • どんな資格が必要? 
  • どんな方法がある?
  • 需要がある国はどこ?
  • 注意しなければならないことは?

こんな疑問にお答えするため、当サイトでは中南米地域全体および各国の日本語教育事情や日本人教師の需要・求人状況などを徹底調査!

その結果を比較表でわかりやすくまとめました!

中南米主要4か国の違いを知り、中南米で日本語教師になる夢を叶えましょう!

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目次

中南米地域の特徴とその魅力は?

中南米の地図

まず、日本語教師にとって、中南米はどんな地域なのか・・・

その特徴と魅力をご紹介します。

中南米地域の特徴と魅力
  • JICA海外協力隊の募集案件が多い
  • スペイン語能力が活かせる
  • 日系人が多く、住みやすい

JICA海外協力隊の募集案件が多い

JICA海外協力隊には事業目的ごとに種類があります。

中南米の日系人・日系社会の発展を目的とした事業が独立して存在しており、「日系社会青年海外協力隊」「日系社会海外協力隊」「日系社会シニア海外協力隊」があります。

このため、中南米地域への派遣案件は他の地域と比べて特に多く、日本語教育分野の募集も同様です。

特にブラジルは募集案件の多い国で、年間数十件の募集があるため、自分の希望に合った案件を選んで応募することができます。

JICA海外協力隊に参加して、日本語教師としての経験を積み、スキルを磨きたい人にとっては、魅力的な地域です。

スペイン語能力が活かせる

中南米地域は、歴史的な経緯から、ほとんどの国の公用語がスペイン語です。

また、日系人社会が各地にあり、日系企業が進出していることから、親日的な国が多いです。

教授法が直接法でも、現地人教師とのコミュニケーションや日常生活ではスペイン語は必須のスキル。

日本語教師としてスペイン語を活かせるとしたら、本国スペインよりも、中南米地域のほうが働けるチャンスが多いのが現実です。

自分のスペイン語能力を活かしてみたいなら、中南米地域がおすすめです。

日系人が多く、住みやすい

中南米地域には、多くの日系人コミュニティが存在します。

このため、現地の人にとっては日本人は身近な存在で、日本に親しみを感じている人がほとんどです。

また、日系人が営む日本料理店や日本の食材を扱う店もあることは、日本人にとって住みやすいとも言えます。

海外で生活しながら働く際には不安やカルチャーショックがつきまといますが、中南米地域は日本人にとって溶けこみやすい環境です。

中南米で日本語教師になるための資格・要件は?

日本語教師

中南米で日本語教師として働く場合、日本語教師資格を所持していると有利です。

日本語教師には公式の免許はありませんが、文化庁が定めた日本国内の留学生を受け入れる日本語学校等で働ける教師の要件が、実質的な資格と考えられています。

以下の3つのいずれかを満たしていることが資格要件となります。

  • 日本語教師養成講座420時間を修了
  • 大学等で日本語教育を専攻(副専攻)して履修・卒業
  • 日本語教育能力検定試験に合格

これから日本語教師資格の取得をめざす人には、短期間で専門知識も実践スキルも身につけられる日本語教師養成講座を受講するのがおすすめです。

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なお、中南米ではスペイン語(ブラジルではポルトガル語)能力があると、より優遇されます。

ネイティブ並みとはいえないまでも、日常生活に必要な語学力があると、職場内でのコミュニケーションも取りやすくなるでしょう。

★ 各国徹底比較一覧表 ★

中南米諸国の比較地図
管理人

当サイトでは、中南米地域で日本語教師をめざそうとしている方が、各国の違いをわかりやすく理解していただくため、主要国の日本語教育事情や求人状況などを調査し、比較表にしました。
ぜひ、就職活動や今後の進路選択の参考にしてください。

スクロールできます
国名教育
機関数
学習者数教師数
(日本人)
求人数JICA海外協力隊ワーキングホリデー
メキシコ
13914,552人197人
ブラジル
26120,732人226人
アルゼンチン
514,486人57人最長1年
ペルー
133,761人17人
      ※教育機関数、学習者数、教師数(日本人)
        →出典:国際交流基金「2021年度海外日本語教育機関調査」
管理人

いかがでしたか?
各国の違いや共通点は見えてきましたか?
次に、比較してみてわかるポイントについて解説します。

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どの国で働く?|各国のポイント解説

管理人

このあとは、比較してみてわかった中南米地域のポイントについて解説していきます。
ポイントは3つです。

  • 比較的需要のある国はどこか
  • 求人状況
  • 渡航・滞在方法
管理人

上記ポイントをそれぞれ解説していきますが、もちろん個々の求人によって条件は変わります。
ただ、おおまかな全体像を把握しておけば、進路選択の目安になりますよね。
そんな視点で読んでいただければと思います。

需要のある国

中南米で日本語教育の需要が高い国は、ブラジルとメキシコです。

ブラジルにはもともと日系人コミュニティが多数あり、これまで日本語を子孫に教え次いでいく継承語としての日本語教育が行われてきました。

近年は、日本語が話せる日系人子孫が減ってきている一方、日本文化への関心の高まりやオンライン教育の広がりで、非日系人の学習者が増加してきています。

中南米地域の日本語教育は、確実に継承語としての日本語教育から、外国語としての日本語教育に移りつつあります。

また、中南米地域の労働力をめあてに多くの日本企業が進出しており、就労を目的とした非日系人の学習者が増えています。

ブラジルとメキシコを除く地域ではまだ需要が高いとは言えませんが、今後の社会状況次第で、地域全体の需要が高まっていくかが注目されます。

求人状況

今後の需要が期待できる中南米ですが、日本人教師の求人状況は厳しいものがあります。

多くの求人が非正規雇用で、応募可能なのは現地に住む日本人や日系人に限られています。

また、給与・待遇面も悪く、日本語教師の給料だけでは生活は苦しいほどです。

これから日本語教師として中南米を希望する人にとっては、一般の求人で行くチャンスは非常に少ないでしょう。

このため、JICAの海外派遣プログラムを活用するのが確実なルートと言えます。

渡航・滞在方法

各国を比較すると、確実なルートとしてはJICA海外協力隊とワーキングホリデーがあります。

JICA海外協力隊の募集案件が最も多いのはブラジルで、次いでアルゼンチン。

ペルーは数年に1度です。

また、日本とワーキングホリデーの協定を結んでいる中南米の国は、アルゼンチンとチリです。

どちらも1年間の滞在ができ、就労が可能です。

大都市であれば日本語教育関係の仕事に就ける可能性はありますが、求人は限られています。

現地でどのくらい情報収集できるかがポイントとなります。

中南米|求人の探し方とポイント

中南米の求人状況は決してよくはなく、思い通りの就職活動はなかなかできないでしょう。

とはいえ、需要はあるため、可能性のあるルートを把握し、チャンスを確実につかむことが重要です。

日本語教師として中南米に渡るルートは以下の3通りです。

  • 求人サイト検索・養成スクールの就職サポートで探す
  • JICA海外協力隊に応募する
  • ワーキングホリデービザで滞在し、現地で探す

それぞれの方法について解説していきます。

求人サイト検索・養成スクールの就職サポートで探す

求人サイトは日々こまめにチェックしましょう。

そして、養成講座受講生や修了生はスクールの就職サポートが武器になります。

求人情報はなくてもOBつながりで就職に結びつく可能性もあります。

特にメキシコはJICAの日本語教育分野での派遣がないため、実質的にはこの方法しかありません。

SNS検索も使うなど、さまざまなツールで求人情報を探す努力が必要です。

以下の関連記事では、日本語教師向けの専門求人サイトをご紹介しています。参考にお読みください。

JICA海外協力隊に応募する

中南米地域はJICA海外協力隊の募集案件が多いエリアです。

主な派遣先は、日系の日本語学校や小中学校です。

多くの場合、日本語教師資格に加えて、実務経験や教員免許が必要となります。

募集は年2回、春と秋の時期です。

過去の募集情報も公式サイトで閲覧できるので、しっかりと確認し、自分の希望に合う募集があったら、積極的に応募しましょう。

>>>JICA海外協力隊公式サイト

ワーキングホリデービザで滞在し、現地で探す

中南米諸国のなかで、アルゼンチンとチリは日本とワーキングホリデー制度の協定を締結しています。

ワーキングホリデービザを取得すれば、1年間現地に滞在でき、語学学校へ通学したり、就労も可能です。

大都市であれば、日本語教師や日本語アシスタントの求人に巡り会えるかもしれません。

ただし、求人があったとしても、スペイン語能力が求められる場合があります。

現地に滞在できたとしても、日本語教師として活動できる保証はありませんが、スペイン語能力を高めながら、チャンスを待ってみてもよいでしょう。

もし、日本語教師関係の職に就けなくても、貴重な経験になることは間違いないでしょう。

中南米|各国の日本語教育事情を紹介

中南米の国々の地図

ここからは、日本語教育が比較的さかんな中南米4か国の日本語教育事情、日本人教師の需要、求人状況などについて、国別にご紹介します。

その国についてもっと詳しく知りたい方は、関連記事もぜひお読みください。

メキシコ

日本語教育機関数139
日本語学習者数14,552人
日本人教師数197人
求人少ない

メキシコは、中南米・ヨーロッパを含むスペイン語圏で最も日本語教育がさかんな国です。

多数の日系企業の進出により、ここ10年ほどで学習者数は倍増。

日本のマンガ・アニメなどのサブカルチャーも人気で、日本語の需要は伸び続けています。

学習者のほとんどは民間日本語学校等で学ぶ成人層で、日系企業への就労を目的としています。

海外派遣プログラム等はないため、就職活動としては、自分で求人を探し応募するしかありません。

求人はアジアと比べてそれほど多くありませんが、求人サイト検索や養成スクールの情報で見つけることは十分可能です。

現地で日本語教師として就労するのにスペイン語能力は求められませんが、語学力があると有利です。

スペイン語が得意な方には特におすすめの国です。

もう一度比較表を見る >>>

ブラジル

日本語教育機関数261
日本語学習者数20,732人
日本人教師数226人
求人・就労方法・求人は少ない
・JICA海外協力隊

ブラジルは南米で最も日本語学習者が多く、日本人にとっても身近な国です。

学習者数は2万人以上で、南米では圧倒的に多いです。

日系人が多い印象のあるブラジルですが、日本文化への関心の高まりもあり、非日系人の学習者も増加しています。

世代の移り変わりにより、日本語が話せる日系人が減っていることも影響して、日本語教師の需要が徐々に高まってきています。

ブラジルへのメインルートはJICA海外協力隊です。

JICA海外協力隊の日本語教育分野の募集は毎回15~20件あまりで、非常に多いです。

派遣先は日本語学校や小中学校がほとんどで、日本語教師資格に加えて、実務経験(2~5年程度)、教員免許(小中学校、幼稚園派遣の場合)が必要です。

一般的な求人もあるようですが、ほとんどが非常勤で、主な対象は現地在住の日本人になってしまいます。

ポルトガル語圏では、本国ポルトガルよりも断然ブラジルに需要があるため、ポルトガル語能力を活かしたい方はぜひブラジルに挑戦しましょう。

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アルゼンチン

日本語教育機関数51
日本語学習者数4,486人
日本人教師数57人
求人・就労方法・求人は非常に少ない
・ワーキングホリデー

アルゼンチンは、南米で2番目に日本語学習者が多い国で、ブラジルと同様に、日系人コミュニティも多数存在しています。

アルゼンチンでは若者を中心に日本語学習が広まっており、目的は留学・就職・日本語そのものの学習などさまざまです。

アルゼンチンで日本語教師をめざすのであれば、JICA海外協力隊への参加が確実です。

毎回5件程度の募集があり、派遣先は主に日系日本語学校。

日本語教師資格と実務経験(3年以上)が必要です。

また、アルゼンチンは南米でも数少ない、日本とのワーキングホリデー協定締結国です。

現地では、ブエノスアイレスなどの大都市で非常勤日本語教師の募集はあるようなので、ワーホリで滞在し、日本語教師やアシスタントで働いてみるのもいいかもしれませんね。

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ペルー

日本語教育機関数13
日本語学習者数3,761人
日本人教師数17人
求人・就労方法・求人は非常に少ない
・JICA海外協力隊

ペルーは、日本語学習者が4,000人近くおり、アルゼンチンとそれほど変わりませんが、日本語教師の需要はかなり低いです。

日本語教育機関が少ないうえ、オンラインで学んでいる学習者も多いようです。

JICA海外協力隊の募集もありますが、数年に1回とチャンスは少ないです。

求人サイト検索で運よく求人があればよいですが、ほとんどの求人は現地在留邦人向けの非常勤講師。

ペルーによほどのこだわりがなければ、同じスペイン語圏のメキシコやアルゼンチンをめざしたほうがよいでしょう。

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中南米で働く際の要注意ポイント

要注意ポイント

ここまで、中南米地域の魅力や各国事情をご紹介してきました。

しかし、中南米で日本語教師として働くにあたり、気を付けなければいけないこと、注意しておきたいこともあります。

そこで、中南米で日本語教師になる際の要注意ポイントを解説します。

  • 必要最低限の現地語は習得しておく
  • 治安について、現地の最新情報を入手

必要最低限の現地語は習得しておく

JICAの場合も、ワーキングホリデーの場合も現地語は必須のスキルではありません。

とはいえ、現地では有名な観光地以外は英語は通じないと思ってよいでしょう。

職場内での現地人教師・スタッフとのコミュニケーションも基本は現地語で行われるため、最低限の現地語は事前に習得しておきましょう。

また、現地で新たに職に就く場合、契約書等が現地語で記載されているケースも多いようです。

契約書の内容がよくわからないままサインをすると、あとでトラブルになりかねません。

現地で職を探すことを予定している場合は、現地語でも契約できるレベルの語学力を身につけておきましょう。

治安について、現地の最新情報を入手

中南米地域は、外国人を狙った犯罪が多く発生しています。

とはいえ、犯罪が多発するエリアは大体決まっており、そういったエリアに近づかないことが重要です。

現地の最新情報を入手し、危険なエリアを把握しましょう。

日頃から気を付けていれば、よっぽど運が悪くない限り凶悪な犯罪に巻き込まれることはないでしょう。

しかし、スリやひったくりなどは、街中でも被害にあう可能性があります。

これは、中南米に限らず、海外なら起こりうることなので、貴重品は肌身離さず身につけているようにしましょう。

まとめ

中南米への希望

最後までお読みいただきありがとうございました。

中南米の人々は陽気な人柄で親日的なため、日本語教師にとってはとてもやりがいのある地域です。

日本語教師として中南米に行くルートは限られていますが、しっかりとした準備と情報取集を欠かさなければ、きっと行ける時がくるでしょう。

そのためにも、日本語教師資格を所持していることが重要です。

もしまだ資格を持っていない方は、まず日本語教師資格の取得をめざしましょう。

日本語教師資格の取得には、短期間で専門知識も実践力も身につけられる日本語教師養成講座の受講がおすすめです。

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