就職への第一歩|日本語教師のインターンシップについて詳しく解説

日本語教師インターンシップ

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日本語教師にもインターンシップがあるのをご存じでしたか?

大学の養成課程で教育実習をするとはいえ、日本語の授業にも自信がないし、社会人経験もない…

就職して日本語教師としてうまくやっていけるか不安…

という方も多いのではないでしょうか。

そんな方には、就職前にぜひインターンシップに参加することをおすすめします

でも、

  • 日本語教師インターンシップってあるの?
  • どこでどのような体験ができるの?
  • インターンシップ求人情報の探し方は?

この記事では、日本語教師インターンシップのメリットから種類・内容、探し方まで詳しく解説します。

また、日本社会のビジネススキルが身につく一般企業のインターンシップについてもご紹介します。

なお、ワーキングホリデー、海外インターンシップについては以下の関連記事をお読みください。

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目次

日本語教師インターンシップのメリットは?

日本語教師インターンシップのメリット

日本語教師インターンシップを経験できる人はそれほど多くはありませんが、参加できれば以下のように大きなメリットがあります。

  • 日本語教師として働くイメージをつかむことができる
  • 実践的なスキルを身につけることができる
  • 日本語教師としての就職活動に有利になる

日本語教師をめざしている方は、積極的にインターンシップに参加して、日本語教師の仕事内容ややりがいを体験してみるとよいでしょう。

日本語教師インターンシップって何?

日本語教師インターンシップ

日本語教師インターンシップは、日本語教師として働く前に、実際の教育現場に入って実践経験を積むプログラムです。

日本語学校などの日本語教育機関で、実際に外国人学習者に日本語を教えたり、クラス運営に関する業務が体験できます。

日本語教師インターンシップでは、実際に現場のスタッフと一緒に動きます。

授業見学ができたり、教案作成から教材作成、授業実施までの一連の流れを体験できます。

また、クラス運営(生活指導、進路指導など)や行事の企画・運営、雑務も含め、授業以外の面も知ることができるでしょう。

インターンシップの期間は、短期のものから長期のものまでさまざまです。

インターンシップに参加するのはどんな人たち?

インターン生

日本語教師インターンシップに参加する人の多くは大学生で、就職活動前に参加するケースが多いです。

また、日本語教師の資格を持っている社会人がスキルアップのために参加することも。

インターンシップに参加する人たちの目的は以下のとおりさまざまですが、経験不足をカバーしスキルアップすることが主な目的です。

  • 教壇デビュー前に教育現場を体験したい
  • 資格は持っているけど未経験なので実践経験を積みたい
  • ブランクがあり復帰に向けて準備したい
  • 経験は少しあるけど教え方に不安があるので自信を持てるようになりたい

養成課程の教育実習と比べるとより現場に密着して実践経験を積むことができるのが魅力です。

日本語教師のインターンシップは「海外インターンシップ」と「国内インターンシップ」があり、海外向けのほうがプログラムが多彩で募集も多いです。

国内の日本語教師インターンシップにはどんなものがあるの?

インターンシップの種類

国内での日本語教師インターンシップは日本語学校が多く、大学の留学生別科で行われることもあります。

インターンシップといっても国内の場合、目的別に2つのパターンがあります。

  • 日本語教育機関(日本語学校・大学等)での現場体験目的のインターンシップ
  • 日本語学校等による採用を前提とした事前研修目的のインターンシップ

現場体験目的のインターンシップ

大学生や養成講座受講生(修了生)が日本語学校に入り、現場体験をするプログラムです。

大学や養成スクールからの紹介で提携先日本語学校に出向く場合が多く、インターンシッププログラムの一環として行われます。

期間としては1週間から3か月程度で、養成課程における教育実習の延長線のイメージです。

このため、無償の場合が多く、交通費などの実費も自己負担が多いです。

国内向けのインターンシップとしてはこの形式が主流で、より本格的な体験ができるのがメリットです。

事前研修目的のインターンシップ

日本語学校が採用を前提として、事前研修を目的に実施するインターンシップがあります。

期間は3か月から6か月におよぶものもあり、正式採用前の試用期間としての位置づけです。

インターンシップに参加するには採用試験に近い形式での選考があります。

インターン生は期間中に現場経験を積み、問題がなければ内定。インターンシップ終了後に正式採用される流れです。

このため、インターンシップ期間中は基本的に有給で、交通費などの実費も支給されるケースがあります。

募集としては少なく、一部の日本語学校が実施しているだけで、新卒採用向けの募集が多いのが現状です。

正式採用前に将来的に働く実際の現場で経験を積み、教師陣やスタッフと人間関係を築くことができます。

インターンシップに参加することでそのまま就職に直結するのが最大のメリットです。

参加要件や待遇面は学校によって異なるため、応募する際には募集要項をよく確認しましょう

探し方

現場体験目的のインターンシップは一般向けに募集している例はかなり少ないです。

まずは、大学や養成スクールにプログラムがないか確認しましょう。

もしプログラムがない場合でも相談すれば紹介してもらえる場合があるため、養成機関のパイプを活用しましょう。

採用を前提としたインターンシップは求人情報サイトに掲載されている場合があります。

こまめに求人情報サイトをチェックしましょう。

また、個々の日本語学校の公式サイトに募集情報が掲載されることもあるため、就職を希望する日本語学校があれば学校の公式サイトも要チェックです。

日本語教師のインターンシップは就職に有利?

就職に有利

もちろん、インターンシップに参加したからといって必ず就職できるわけではありません。

しかし、インターンシップで得た経験やスキルは、就職活動において大きなプラスになります。

履歴書にはインターンシップ経験を詳細に記載し、面接試験では具体的なエピソードを交えながら得た経験やスキルをアピールするとよいでしょう。

また、模擬授業にも自信をもって臨めるでしょう。

日本語教師としての就職をめざす人は、ぜひ積極的にインターンシップに参加して、日本語教師としての経験やスキルに磨きをかけていくことをおすすめします。

日本語教師インターンシップに参加できない場合はどうすればいい?

どうすればいい

日本語教師の国内インターンシップは限られており、地域や時期によっては参加できない人もいるでしょう。

それでも、就職前に何かしらの実践経験を積んでおきたいですよね。

そこで、インターンシップに参加できなくても経験が積めて、採用試験でアピールできる方法をご紹介します。

日本語ボランティアに参加する

ボランティアとして学習者に実際に日本語を教えることも経験になります。

大学生は自分の大学の留学生別科で日本語ボランティアを募集していないか確認してみましょう。

また、地域の日本語ボランティアもあります。

地域の場合、学習者は外国人配偶者やその家族などの外国人生活者がほとんどです。

生活者に教えるの地域ボランティアでしかできない貴重な経験です。

地域のボランティア情報を調べて、積極的に参加しましょう。

オンライン日本語教師をする

オンライン日本語教師のバイトをするのも実践経験を積む方法の一つです。

未経験でも応募できることが多いため、気軽に始めることができます

オンライン日本語教師は自宅で自分の好きな時間に世界中の学習者を相手に日本語を教えることができます。

同時にICTスキルも身につきます。

最近ではオンライン日本語教師のインターンシップもあるようです。

いきなりバイトするのが不安なら、インターンシップから始めてみてもいいかもしれませんね。

一般のインターンシップに参加する

一般的なインターンシップは山ほどあります。

日本語教師に限らずどんな職種でもインターンシップで社会経験を積むことは重要です。

職場が日本語学校であっても、そこは日本社会であることに変わりはなく、日本のビジネスマナーが求められます。

日本語教師である前に社会人としてのマナーやスキルを事前に身につけておいて損はありません。

一般企業のインターンシップに参加するメリットは?

メリット

一般企業のインターンシップに参加してビジネス経験を積むことは、日本語教師をめざす人にもプラスです。

なぜなら一般のビジネスパーソン同様、日本語教師も日本の組織の一員として働くことに変わりないからです。

インターンシップに参加するメリット

組織で働くための基礎的な知識やスキルが身につく

さまざまな業種や職種の経験を積める

ビジネスパーソンとしての視野が広がる

一般企業のインターンシップに参加することで、最低限必要なビジネスマナーやスキルが身につき、ビジネスパーソンとしての視野を広げることができます。

この経験は日本語教師としての指導やキャリアプランにも役立ってくるでしょう。

例えば、国内の日本語学校で学ぶ留学生のなかには日本企業への就職をめざしている人も多く、日本社会のビジネスマナーを教えるのも日本語教師の大事な役目。

もちろん、日本語教師インターンシップに参加できることが理想的ですが、一般企業のインターンシップに参加することも1つの方法です。

一般企業のインターンシップではどんな経験ができる?

一般企業のインターンシップ

インターンシップの目的は、就業体験を通じて仕事内容や職場環境を理解し、就職活動に役立てることです。

また、自分の適性や興味を探り、将来のキャリアを考える機会にもなります。

一般企業のインターンシップでは、営業、マーケティング、経理、人事など、さまざまな業務が体験可能。

期間は1週間~3か月程度です。

通常、就職活動を始める大学3年生から参加するのが一般的ですが、大学1年生を受け入れる企業もあります。

早いうちから自己分析をして、インターンシップに参加し、スキルアップしていくのもいいですね。

大学生におすすめのインターンシップ専用サイト3選

おすすめ求人サイト

インターンシップの求人情報は大学のキャリアセンターで得る方法もありますが、現在は専用サイトに無料会員登録して探すのが一般的です。

そこで、数あるサイトのなかから、大学生におすすめのインターンシップ求人サイトをご紹介します。

①ゼロワン インターン

ゼロワンインターン

ゼロワン インターンは、株式会社そるとが運営する長期インターンシップ・有給インターンシップの求人サイトです。

掲載求人数は国内最大級。

全国エリアをカバーし、大手企業から中小ベンチャー企業まで多種多様な職種・業種のインターンシップ情報を掲載。

未経験からの求人情報も多数取り扱っています。

インターン情報を探すには必ずチェックしておきたいサイトです。

\ 多彩な情報を掲載するインターン求人サイト /

②UT-Board

UT-Boardは、株式会社Brotialが運営する、ハイクラス大学生向けの長期インターン求人サイトです。

UT-Boardの最大の特徴は、インターン求人情報の質の高さ

大学生のうちに質の高い経験を積み、キャリアアップを図れる内容の求人が多いです。

他サイトにはない大手有名企業の求人も。

登録者のほとんどが東大・早慶・旧帝大の学生であることからも、ハイレベルで質の高いインターン情報が得られることが分かります。

充実したインターンで就職を有利に進めたい学生にはおすすめのサイトです。

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③Infraインターン

infraインターン

Infraインターンは、株式会社Legaseedが運営する長期インターンシップ・有給インターンシップの求人サイトです。

IT・Web、マーケティング、営業、人事、広報、デザインなど、幅広い職種・業種のインターンシップを掲載。

検索項目が多く、ピンポイントで自分の探したい求人情報を検索することができます。

「英語力が身につく」「新規事業立ち上げ」「SDGsに貢献」など他のサイトにはない検索条件があるのも特徴です。

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