【解説】資格の大原|日本語教師養成講座の概要・特徴・費用を解説

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この記事では、「資格の大原」の日本語教師養成講座について解説します。

資格取得といえば大原といってもいいほど、テレビCMなどでもよく耳にする「資格の大原」。

「資格の大原」といえば国家資格系に強く、就職のためのスキルを身につけられるといったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

公務員、行政書士、宅建、社会保険労務士などをめざす人は1度は大原の受講を検討したこともあるはず…

それと比べると日本語教師養成講座というイメージはさほど強くないかもしれません。

「資格の大原」ってどんなスクール?

「資格の大原」って公務員系や国家資格系で有名だけど、日本語教師養成講座はどうなの?

日本語教師養成講座の特徴は? 他のスクールとどこが違うの?

このような疑問にお答えするため、資格の大原の特徴、コース、費用、おすすめポイントまで詳しく解説します!

スクール名  資格の大原  対象地域 東京           
受講方法 通学 / eラーニング受講料 489,000円~ ※420時間養成講座
コース【日本語教師養成講座】 
 ・420時間総合コース(理論編Web)
 ・420時間総合コース(通学)
【検定試験合格コース】
 ・検定試験合格コース
 ・検定直前対策パック
 ・検定直前演習
【教育実習コース】
 ・初級レベル教育実習コース
 ・中上級レベル教育実習コース
【介護の日本語コース】
 ・介護の日本語教師養成コース  
文化庁届出
受理講座
 あり教育訓練給付金
対象講座    
 あり
この記事を読んでわかること
  • 「資格の大原」のスクール情報
  • 日本語教師養成講座カレッジの特徴
  • 日本語教師養成講座のコース・カリキュラム内容・学習サポート体制・就職サポート体制・費用
  • 養成講座以外のコース情報

2023年度日本語教育能力検定試験は、2023年10月22日に実施されました。
2024年度以降については、国家資格化による新制度への移行のため、詳細は未定です。

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目次

資格の大原ってどんなスクール?

どんなスクール?
                                                 

資格の大原のスクール情報

資格の大原は、就職に役立つ資格取得や社会人向けのスキルアップを目的とした講座などとさまざま分野の講座を開設している、大手資格予備校です。

講座の種類は、公務員系、法律系、ビジネス系、医療福祉系、語学系など多彩なラインナップです。

どの講座も高い実績を誇っており、就職に強い資格スクールとして広く認知されています。

校舎情報

資格の大原の校舎は全国各地にありますが、日本語教師養成講座は水道橋校(東京)のみで開講しています。

場所は、水道橋駅・神保町駅から徒歩5分です。

資格の大原 日本語教師養成講座 校舎情報

資格の大原
日本語教師養成講座
東京都千代田区西神田2-2-10     「水道橋駅」[神保町駅」徒歩5分     
「九段下駅」徒歩8分   

「資格の大原」の日本語教師養成講座の特徴は?

資格の大原の特徴

柔軟に学習スタイルが選べる

大原は、多彩な受講プランのなかから、個々のライフスタイルに合わせて学習スタイルが選べるのが大きな特徴。

入学月はほぼ毎月ありいつでも受講開始できるうえ、受講期間も9か月から15か月とさまざまなプランがあります。

Webでの受講環境も整っており、理論科目は所定の期間内であればいつでもどこでも学習できます。

また、受講期間中は大原の自習室が利用できるのもうれしいポイント。

自宅やカフェではなかなか集中できない検定試験の勉強や模擬授業の準備にも最適です。

模擬授業30回以上! 充実した実技指導

大原のカリキュラムは理論と実践をバランスよく学べる構成にもかかわらず…

1人あたりの模擬授業は30回以上!

外国人学習者の多くが使用している日本語の教科書を使用しながら、少人数制で実践を繰り返し、初級・中級どちらのクラスにも対応できるスキルを養います。

また、系列の日本語学校で外国人学習者を相手に教壇実習を実施。

現役日本語教師による実際の授業を見学できる機会もあり、大原ならではの体験をすることもできます。

ダブルライセンスがめざせる! 特別講義も!

大原では、日本語教育能力検定試験の対策にも力を入れており、「検定試験合格コース」を設置。

初学者でも安心して受講でき、受講方法も通学かWebを選択可能。

420時間総合コース受講生は30%割引で受講でき、養成講座修了と検定試験合格というダブルライセンスの獲得もめざせます

検定試験対策のほか、420時間総合コースでは介護、ビジネス、地域、海外分野に関する特別講義も開催。

日本語教育の現場で活躍する講師による話を聞き、日本語教師としての視野を広げることができるでしょう。

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資格の大原 日本語教師養成講座のコース内容・費用は?

講座情報
資格の大原 日本語教師養成講座 講座情報
入学時期 要相談
受講期間 6か月~15か月受講プラン 平日コース、土日コースなど 
受講方法 通学 / eラーニング
入学金 6,000円
コース・受講料【日本語教師養成講座420時間総合コース】
 ・理論編Web 489,000円 ※教材費含む
 ・通学     538,300円   ※教材費含む
                                    ※価格表記は税込み

入学時期

入学時期は1月から9月の間でほぼ毎月のように開講しているようです。

また、理論編をWeb(eラーニング)で受講する場合はいつでも開始することができます。

実践編以降は通学が必須で、実施スケジュールに沿って受講する必要があります。

コース・受講期間

コースの種類

日本語教師養成講座420時間総合コース

  • 理論編Web 
  • 通学            

コースは文化庁指針に沿ったカリキュラムの日本語教師養成講座420時間総合コース文化庁届出受理講座のため、四年制大学卒業者であれば修了後国内の日本語学校(法務省告示校)で勤務する資格を得られます。

四年制大学を卒業していない場合、法務省告示校で勤務するためには、養成講座の修了に加えて、日本語教育能力検定試験に合格する必要があります。

コースは、理論科目はWeb講義で学び実践科目は通学して受講する「理論編Webコース」と理論科目・実践科目ともに通学して受講する「通学コース」とがあります。

いつでも始めることができ、働きながらでもいつでもどこでもWebで無理なく受講できる理論編Webコースがおすすめです。

ライフスタイルにあわせて受講方法を選ぶことができるのが大原を選ぶメリットです。

受講プランは、平日と土曜日の講義日程を組み合わせて受講します。

コースとプランの組合せでさまざまな受講プランが選べるようです。

標準的な受講期間は9か月から15か月ですが、最短6か月での修了も可能だとか。

スケジュールによって、受講期間・修了時期が異なるため、スクールとよく相談しましょう。

カリキュラム

大原のカリキュラムは、「理論編」「実践編」「実習編」の3つに分かれています。

理論編では、全45回(180時間)の講義を受講して、日本語教師に必要な知識を習得します。基本的な知識から日本語教育能力検定試験に対応できる応用の知識までカバーしています。

実践編では、全45回(180時間)をかけて日本語の教え方を学びます。初級にも中級にも対応できるスキルを身につけるための授業で、教案作成や模擬授業を通して、実践的なスキルを養います。

実習編では、全15回(60時間)の教壇実習を行います。これまで学んだ知識と身につけたスキルを活かして、併設の日本語学校に在籍する実際の留学生を相手に教壇実習をします。

大原では、3段構成全105回の授業を通して、日本語教師になるために必要な知識と技術をバランスよく学ぶことができ、修了後には日本語教師として教壇デビューできるスキルを身につけることができます。

学習サポート体制

理論科目については、受講スタイルにかかわらずWeb講義が標準装備されているので、申込日から1年間は何度でも視聴可能

通学コースを選択した場合でも、復習や欠席時のフォローアップに役立てることができます。

また、各講義のデータはスマホやタブレットにダウンロードできる仕様になっている(詳細はスクールに要確認)ので、通信量を心配する必要がないのもうれしいポイントです。

また、やむを得ず授業を欠席した場合でも、他クラスへの振替受講ができるので、安心です。

就職サポート体制

日本語学校をはじめとして日本語教師として就職するためのアドバイスを受けることができます。

また、全国にある大原の日本語教育機関への直接採用も行っているようです。

大原独自の採用ルートも検討しながら、安心して就職活動を進めていけます。

費用(日本語教師養成講座420時間総合コース)

理論編Web通学
入学金6,000円
受講料489,000円
(464,550円)
538,300円
(511,380円)
備考※教材費込み
※教育訓練給付金対象講座    
※各種割引・キャンペーンあり
※価格表記は税込み、( )内は大学生協等割引価格

費用については、50万円前後なので、他のスクールと比較するとお得といえるでしょう。

特に「理論編Web」だと50万円を切るので価格的にはかなり安くおすすめです。

なお、これらのコースは一般教育訓練給付金の対象講座です。

活用できれば、最大10万円が給付されるため、かなりお得に受講できます。

対象講座は、受講期間や修了時期の制約があるため、活用を検討している場合は、必ず受講申込前にハローワークとスクールに要件を確認しましょう。

このほか、過去に大原で受講した人向けの割引制度やセミナー・説明会参加による割引などがあります。

公式ホームページ個別相談等で最新情報を確認しましょう。

支払方法は、現金・コンビニ決済・クレジットカード・銀行振込ができ、教育ローンの申込も可能です。

詳細な手続方法や各種手数料については確認が必要です。

養成講座以外のコース情報

検定試験合格コース

検定試験合格
コース
初学者が日本語教師として必要な基礎的な知識の習得からはじめ検定試験の合格をめざす全61回のコース。【Web通信】
 199,000円(189,050円)                
【教室通学】
 249,000円(236,550円)
検定直前対策パックすでに基礎的な知識を身につけている人が問題演習を中心とした授業で、合格に向けた応用力を磨いていくための全16回のコース。【Web通信】
 78,000円(74,100円)
【教室通学】
 82,000円(77,900円)
検定直前演習本番の試験形式を確認しながら、合格に必要な得点力をつけていく全4回のコース。【Web通信】
 20,000円(19,000円)
【教室通学】
 21,000円(19,950円)
※別途入学金(6,000円)あり
※価格表記は税込み、( )内は大学生協等割引価格

大原の日本語教育能力検定試験合格に向けた対策コースです。

初学者から学習経験者まで最終的な合格をめざせます。

コースによってレベルが異なり、開講時期も異なってくるので、詳しくはスクールに直接確認しましょう。

また、大原の養成講座受講生には割引制度もあります。

検定試験は合格すれば、日本語教師として専門的な知識を身につけていることを対外的に証明できるとともに就職活動の際にもアピールできる試験です。

進路の可能性を広げるためにも、大原の対策講座を受講して、検定合格をめざしましょう。

2023年度日本語教育能力検定試験は、2023年10月22日に実施されました。
2024年度以降については、国家資格化による新制度への移行のため、詳細は未定です。

資格取得者向けコース(教育実習コース)

初級レベル教育実習コース初級レベルの授業に対する実践力を身につけるためのコース。教案作成、模擬授業、教壇実習を行う全28回の実践的なカリキュラム。【教室通学】
 155,000円(147,250円)
中上級レベル教育実習コース中上級レベルの授業に対する実践力を身につけるためのコース。教案作成、模擬授業、教壇実習を行う全20回の実践的なカリキュラム。【教室通学】
 118,000円(112,100円)                   
※別途入学金(6,000円)あり
※価格表記は税込み、( )内は大学生協等割引価格

検定試験合格者で実践力を身につけたい人、日本語教師で実践に自信がない人などが対象のコースです。

学習対象者のレベル別にコースが割れており、どちらも通学のみの実践に特化したカリキュラムです。

開講時期は、初級レベルが7・10・1月、中上級レベルが8・1・2月です。開講月により曜日・時間帯が異なるので、詳しくはスクールに確認しましょう。

介護の日本語教師養成コース

介護の日本語教師養成コース【通学/Web】介護の現場で働こうとしている外国人に「介護の日本語」を教えるスキルを身につけるためのコース。86,500円   
※別途入学金(6,000円)、価格表記は税込み

外国人が介護の現場で働くための日本語の知識やコミュニケーション能力を育成するための、専門的なスキルを持つ日本語教師を養成するコースです。

近年、介護人材不足の問題により、介護の現場で働く外国人が増えています。

一方で彼らに介護に必要な日本語を教える日本語教師が少ないのが現状です。

こうした社会的な需要に応えるべく創設されたこのコース。

業界でも珍しいコースで、これが資格大手の大原の特徴でもあります。

日本語教師として、「これまでと違ったフィールドで働きたい」「日本語教師としての専門性を高めたい」という現役日本語教師におすすめの講座です。

受講方法は通学型と通信型の2種類です。

開講時期は、2・6・10月です。募集時期が限定されているようなので、定期的にホームページをチェックする必要がありそうです。

まとめ

以上、資格の大原の日本語教師養成講座について解説してきました。

養成講座を選ぶ際には、複数の講座を見比べながら、自分に合った講座を選ぶことが重要です。

詳しいカリキュラムやサポート内容、学校の雰囲気などを知るためにも、個別相談に行くことをおすすめします。

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