【解説】インターカルト日本語教師養成講座の特徴と概要を紹介

インターカルト日本語教師養成講座

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この記事では、インターカルト日本語教員養成研究所の日本語教師養成講座について解説します。

インターカルト日本語教員養成研究所は、1978年の開講以来45年以上の歴史と実績を持つ、日本語学校併設の日本語教師養成スクールです。

そんなインターカルト日本語教師養成講座の特徴と概要をご紹介します。

この記事を読んでわかること
  • インターカルト日本語教員養成研究所のスクール情報
  • インターカルト日本語教師養成講座の特徴
  • 日本語教師養成講座のコース・カリキュラム
目次

インターカルト日本語教員養成研究所ってどんなスクール?

インターカルト日本語教員養成研究所公式サイト
引用元:インターカルト日本語教員養成研究所公式サイト

インターカルト日本語教員養成研究所とは

「インターカルト」の語源は「Intercultural Institute of Japan」。

1977年に日本語教育を開始してから、「Cross Cultural Communication(人間同士が真に理解し合うために、生き方や価値観などすべてのものを含めた文化の違いを互いに理解し合いながら共存する)」という設立理念のもと、45年以上にわたり日本語教育事業と日本語教師養成事業に取り組んできています。

世界65か国から来た留学生が学ぶインターカルト日本語学校の卒業生は2万人以上。

日本語教師養成講座は、1978年開講。東京本校のほか各地に4つのサテライト校を持つ、45年以上の実績がある日本語養成スクールです。

校舎・アクセス情報

インターカルト日本語教員養成研究所|日本語教師養成講座

校舎名所在地
東京本校  東京都台東区台東2-20-9

【アクセス】 
都営大江戸線・つくばエクスプレス線「新御徒町駅」 A2出口から徒歩6分
東京メトロ日比谷線「仲御徒町駅」 1番出口から徒歩7分
JR山手線「御徒町駅」南口から徒歩11分
JR山手線・総武線・京浜東北線・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレス「秋葉原駅」昭和通り口から徒歩15分    

インターカルト日本語教員養成研究所 連携協定校

校名所在地
福島医療専門学校日本語学科福島県郡山市並木3丁目3-21

【アクセス】
郡山駅よりバス(約15分)、「西の内二丁目」「朝日三丁目」「並木」下車徒歩5分
周南公立大学山口県周南市学園台843-4-2

【アクセス】
JR山陽本線・新幹線「徳山」駅下車 JR徳山駅前バスターミナルより防長バスで20分 ・ 「久米温泉口」または「イオンタウン周南久米」行きで「大学・高専下」下車 徒歩3分
久留米ゼミナール日本語学科福岡県久留米市天神町 2-55

【アクセス】
西鉄「久留米駅」から徒歩3分
ICLC国際言語文化センター附属日本語学校沖縄県那覇市田原1丁目4-1 サンヒルズ田原2F

【アクセス】
モノレール「小禄駅」から徒歩約5分

インターカルト日本語教員養成研究所|日本語教師養成講座の特徴

インターカルト日本語教師養成講座
引用元:インターカルト日本語教員養成研究所公式サイト

特徴1:45年の歴史を持つ実績ある養成講座

1978年に開講したインターカルト日本語教師養成講座は、45年の歴史のなかで、2,500人以上の修了生を輩出してきた実績があります。

その伝統と実績を活かして、理論と実践のバランスをとりながら実践力を強化していく独自の3段階カリキュラムと質の高い講師陣が特徴です。

同様の長い歴史を持つ日本語学校を併設しており、世界60か国以上の外国人学生との交流機会も貴重な経験になるでしょう。

特徴2:仕事や学業と両立できる受講プラン

通信コースを選択すれば、理論科目をいつでもどこでも視聴学習でき、通学は平日昼間を除く時間帯なので、働きながらでも無理なく修了できる受講プランもあります。

特徴3:幅広いネットワークを活かした就職サポート

国内外含め幅広いネットワークを持つインターカルト。

受講生個々の進路希望をくみ取ったきめ細かいサポートに加え、豊富な求人情報の提供や併設日本語学校への内部採用、海外提携校への推薦制度も活用できます。

インターカルト日本語教師養成講座のコース・カリキュラム

講座情報
コース名「登録日本語教員養成課程」420単位時間一体型コース
受講形式通信+通学
受講期間1〜2年間
国家資格対応養成機関ルート
教育訓練給付金対象
公式サイトhttps://www.incul.com/jp/yosei/

入学時期

インターカルトの養成講座は通信科目と通学科目に分かれており、通学科目は開講時期が年4回と決まっています。

入学時期は、個々の希望のほか、通学授業を受講する場所によっても異なります。

事前にスクールとスケジュールの相談が必要です。

カリキュラム

日本語教員試験の出題範囲になっている「必須の教育内容50項目」を全範囲カバーしています。

カリキュラム構成は、理論科目・実践演習・実践研修の3パート。

通信授業と対面授業を組み合わせたハイブリッド型で、知識面を事前に動画学習して双方向授業で実践面を学ぶ「反転授業」が採用されています。

なお、対面授業は、東京本校以外の連携協定校で受講することも可能です。

このカリキュラムは国家資格取得要件の「養成機関ルート」に該当するため、日本語教員試験の基礎試験が免除のうえ、別途実践研修を受講する必要もありません。

カリキュラム構成(全420単位時間)
  1. 理論科目(234単位時間)
    ▶︎オンデマンド動画:224単位時間、オンライン双方向授業:10単位時間
  2. 実践演習(141単位時間)
    ▶︎オンデマンド動画:66単位時間、対面授業:75単位時間
  3. 実践研修(45単位時間)
    ▶︎対面授業

学習サポート体制

欠席時は、授業の録画動画を視聴することができます。

ただし、出席扱いにはなりません。修了に必要な出席率は80%以上です。

就職サポート体制

インターカルトでは、受講生一人ひとりから就職に関するアンケートをとり、希望にあわせた進路のサポートをしてもらえます。

日本語教師のメインの就職先は日本語学校ですが、希望によっては日本語学校以外の活躍の場についてもアドバイスをもらえる環境です。

インターカルトの就職サポートの強みは、併設の日本語学校があること。

多くの修了生が日本語教師として活躍しています。

受講生には、インターカルト日本語学校の採用説明会も開催し、当講座修了生の現役日本語教師の話を聞ける機会もあるため、ぜひ参加したいところです。

このほか、インターカルト以外の日本語学校による説明会やJICAの担当者による青年海外協力隊などの説明会も開催されており、直接採用担当者の声を聞くことができる機会が提供されています。

また、海外担当者の説明会やタイ、マレーシア、インドネシア、香港、ベトナムなどの提携校に対する推薦制度もあり、海外への就職についても手厚いサポートがついています。

修了生の就職実績は、国内日本語学校をはじめ大学・専門学校、インターナショナルスクールなど、海外には中国、韓国、東南アジア諸国のほかアメリカ、メキシコ、JICA青年海外協力隊派遣など多彩な進路です。

インターカルト日本語教師養成講座の費用(料金)

費用
 費用(料金)
入学金33,000円
登録日本語教員養成課程420単位時間一体型コース
授業料
605,000円

※別途教材費あり

インターカルトの費用ですが、養成機関ルートの適用対象になる講座としては、妥当な金額だといえます。

割引制度もいくつかあり、個別相談後の申込み(10日以内)で入学金免除のほか、紹介割引(20%OFF)、学生割引(30%OFF)、早期申込割引(10%OFF)など。

また、本講座は特定一般教育訓練給付金の指定講座です。

制度の要件を満たせば、最大50%(上限25万円)があとで支給されます。

費用、割引制度などについて、詳しくは、事前にスクールにご確認ください。

なお、教育訓練給付金制度については、以下の関連記事で詳しく解説しています。

「日本語教員試験」対策講座

インターカルトでは、日本語教員試験の試験対策講座も行っています。

詳細は、スクールの公式サイトをご確認ください。

まとめ

以上、インターカルト日本語教師養成講座について解説してきました。

養成講座を選ぶ際には、複数の講座を見比べながら、自分に合った講座を選ぶことが重要です。

詳しいカリキュラムやサポート内容、学校の雰囲気などを知るためにも、個別相談に行くことをおすすめします。

以下の関連記事では、当サイトが独自に収集した口コミ評価などをもとに、おすすめの日本語教師養成講座ランキングをご紹介しています。ぜひ、あわせてお読みください。

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