試験勉強を始めようとするとき、「まずは独学を考える」という人も多いでしょう。
日本語教員試験は独学で合格できるのでしょうか?
結論から言えば、
独学で日本語教員試験に合格することは可能です。
それでも、
- 本当に独学で日本語教員試験に受かる?
- 独学で合格する方法は?
- 独学で合格する人ってどんな人?
- 独学以外の方法はある?
こんな疑問があり、なかなか独学に踏み切れずに、迷っている方もいるかもしれません。
この記事では、日本語教員試験の独学について、合格の可能性、勉強法、難易度、向き不向きまで、解説します。
登録日本語教員私は独学で試験ルートに2年連続で独学合格。さらに、私が知る独学合格者の話も踏まえて、独学の実態をご紹介します。
日本語教員試験に独学で挑戦しようか迷っている方には、ぜひお読みいただき、勉強法の参考になればうれしいです。
【結論】日本語教員試験は独学でも合格できる?


結論から言うと、
日本語教員試験は独学でも合格できます。



実際に、独学で合格した方はいますし、私自身もそうです。
日本語教員試験は国家試験のため、難しいのは事実ですが、「講座を受けないと合格できない」ほどの難易度ではありません。
基礎試験、応用試験にかかわらず、自分でしっかりとした対策を立て、やるべきことを継続して努力すれば、独学での合格も十分可能です。
「でも、独学ってなんだか難しそう⋯」
独学というと、なんとなく難しそうに感じるし、講座のほうが安心できそうな気はしますよね。
でも、きっちりとしたステップを踏んでいけば、独学でも合格レベルまでもっていくことはできます。
まずは、日本語教員試験を独学で合格するために、押さえておきたい基本的な3つのステップから解説していきたいと思います。
【勉強法】独学で日本語教員試験に合格するための3ステップ
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日本語教員試験の準備は、一朝一夕でできるものではありません。
独学で挑むなら、ある程度の期間にわたり、計画性をもって準備することが大切です。
ここでは、独学で試験対策をするために、押さえたい基本的な勉強法を、3ステップで解説していきます。
試験日から逆算して、勉強のおおまかなスケジュールを立てましょう。
まずは、勉強にあてられる日・時間帯を確認。
変更可能な予定があるなら、勉強のために調整することも考えます。
なお、学習期間は、生活スタイルなどによって異なるため、一概には言えませんが、「応用試験のみの受験なら3か月」「基礎試験も受けるなら6か月」が最低限の目安です。
大型書店やネットを利用して、独学に必要な教材を購入します。
最近は、試験対策用の出版物も増えてきましたが、やみくもに手を出すのではなく、本の目次や分量などを確認したうえで、無理なく使えそうなものを選ぶのがよいでしょう。
わからない場合は、まず、「テキスト型の参考書」「用語集」「問題集」の3冊を決めて、勉強を開始してみてもいいかもしれません。
なんとなく勉強の感覚がついてきたら、必要に応じて、買い足していくことをおすすめします。
準備が整ったら、合格に向けて勉強を開始。
インプット(理解)とアウトプット(問題演習)をバランスよく組み合わせながら、計画性をもって勉強を進めましょう。
日本語教員試験の学習内容は専門的で馴染みがないものも多いため、独学だと、理解するのに苦しむかもしれません。
教材やネットを活用して、根気強く取り組む必要があります。
日本語教員試験の勉強は、継続することで自分の力になります。
継続して取り組み、質も量も備わった学習ができれば、独学での合格も見えてくるでしょう。
ここでは、独学で日本語教員試験の合格を目指すための3つのステップについて、解説してきました。



やることはとてもシンプルですね。やるべきことを継続できれば、独学での合格は十分可能です。
【日本語教員試験対策】独学のどんなところが難しいの?


独学での学習はなんとなく「自分もできそう」と思えますが、実際には、独学は難しいのが現実です。
日本語教員試験対策において、独学のどんなところが難しいのか
日本語教員試験を独学で突破するのは難しく、誰でもできることではありません。
なぜなら、多くの人がつまづきやすいポイントがあるからです。
そのポイントとは、大きく分けて次の3つです。
- 出題範囲が非常に広い
- 過去問がなく、勉強指針が見えにくい
- 知識の正確性に不安が残る
出題範囲が非常に広い
日本語教員試験は、出題範囲が多岐に渡り、全範囲を独学でカバーするのは相当大変です。
学習項目は50項目に及びます。
さらに、全範囲をカバーできたとしても、
「どこまで勉強すれば十分なのか」
「どのポイントを優先すべきなのか」
をすべて自分で判断しなければなりません。
過去問がなく、勉強の指針が見えにくい
過去問が非公開なことも、日本語教員試験の対策を難しくさせる大きな要因です。
「出題傾向」「問題の難易度」がわからないため、勉強の方向性が見えにくいと感じる独学の受験生も多いと思われます。
そのため、結果として、
- 参考書を次々と買ってしまい、消化できない
- 何をどうしていいか分からず、不安が増す
といった状態に陥り、継続が難しくなりやすいです。
理解までに多大な時間と労力がかかる
日本語教員試験の問題はケーススタディの要素も強く、参考書から明確な解答が導き出せない問題もかなりあります。
そのため、独学の場合、
- 自分で調べる時間と労力がかかる
- 自分の理解が正しいのか確信が持てない
といった問題が出てきます。
ネットで検索しても情報が少なく、正確性の担保がありません。
理解のための確認作業に多大な時間と労力がかかってしまいがちです。



学習範囲が広いのに、勉強がなかなか進まないと、身体的にも精神的にもつらくなってしまいますね⋯
日本語教員試験に独学で合格できる人の特徴とは?
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独学は難しいけど、合格している人がいるのも事実です。
一体どんな人が独学で日本語教員試験に合格しているのでしょうか?



私が実践研修で出会った「独学合格者の話」や「私自身の独学体験」には、ある程度共通する部分があったように思います。
そこで、日本語教員試験を独学で合格できる人の特徴をまとめてみました。
特徴としては、大きく3つです。
- 勉強時間を安定して確保できる人
- 自分なりの勉強法を持っている人
- 自分を信じて突き進める人
勉強時間を安定して確保できる人
独学で合格している人に共通している最大の特徴は、
- 毎日まとまった時間を安定して取れる
- 少なくとも数か月間は勉強を最優先にできる
といった人たちです。



私が出会った、独学の試験ルート合格者は、多くが定職に就いていない方達でしたね。
つまり、勉強時間の確保に支障をきたす外的な要因が少ないということ。
日本語教員試験は出題範囲が広いため、細切れの時間だけで対応するのは難しいです。
継続的にまとまった時間を確保し、一定量の学習時間を積み上げられる環境かどうかが、大きな分かれ目になります。
自分なりの勉強法を持っている人
独学合格者には、
- 資格試験の経験がある
- 受験勉強や検定試験を乗り越えた経験がある
- 自分に合う勉強法をある程度把握している
といった特徴を持っています。



最高学府卒、元学校教員、海外大学卒といった経歴をお持ちの方々がいましたね。私は過去に検定試験に合格していました。
- どんな学習素材を選び、どう使うか
- どこまで理解すれば十分か
- 勉強が不安なときにどう立て直すか
こうした判断を過去の試験勉強の経験などから補える人は、独学でも比較的安定して勉強を進めやすい傾向にあるといえます。
自分を信じて突き進める人
独学での勉強は、ひとりぼっちの戦いです。
- この勉強で合っているのか
- 他にもっと良いやり方があるのではないか
といった不安を抱えながらの勉強になりやすいのがつらいところ。
それでも、動きを止めず、自分を信じて突き進める人は、独学での合格も十分可能と言えます。



独学合格者の特徴はあくまで一例に過ぎませんが、「時間がある」「自分の勉強法がある」「継続して行動できる」は独学突破への必要条件なのかもしれません。
日本語教員試験の独学が向いていない人とは?
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日本語教員試験に合格できる人の特徴をあげましたが、それでも、
「自分が当てはまるのかどうかわからない」
「独学で挑戦してみたいけど、うまくいかなかったらどうしよう」
こんな方もいるかと思います。
日本語教員試験に限らず、難関試験の対策は、個人の力による部分が大きいため、やってみないとわからないというのが正直なところです。
ただ、大きなリスクを抱えてまで独学にこだわる必要もありません。



最終目標が「合格」であることを忘れてはいけませんね。
そこで、経験上、「こんな人は独学を考え直したほうがいい」と思うパターンを3つあげてみます。
もし、当てはまるようであれば、もう少し慎重に考えてみることをおすすめします。
両立しなければならないことがある
独学で、勉強が行き詰まってしまう要因として、
- 仕事が忙しくて疲れている
- 家事・育児で時間が取れない
といったことがあげられます。
日本語教員試験は、「空いた時間に少しずつやれば何とかなる」タイプの試験ではありません。
両立しなければならないことが他にあると、勉強が思ったように進まなくなることも出てきます。
さらに、焦り・不安が増してしまうと、メンタル的にもつらくなり、独学を続けることが難しくなります。
勉強に集中できなさそうな環境にある方は、独学にこだわりすぎず、どうすれば勉強との両立ができるかを最優先に考えましょう。
自分の勉強法が確立されていない
独学では、「教材選び」「学習計画」「勉強量」「勉強の密度」など、あらゆることを自分で判断しなければなりません。
過去の経験などから、ある程度自分の勉強法が固まっていれば、判断に時間はかかりません。
ただ、独学がうまくいかない人には、
- 途中で「このやり方で合っているのか」と迷ってしまう
- 不安になって参考書や教材を増やしてしまう
- 結果として、どれも中途半端になる
といったケースは少なくありません。
ゼロから勉強法を模索しなければならない状況であれば、勉強そのものにかける時間が少なくなり、結果として準備不足になりかねません。
自分の勉強法が確立できておらず、独学での勉強法について、「具体的なイメージがわかない」という人は、ある程度勉強法がイメージできる方法を選ぶほうが合格の可能性を高めることができるでしょう。
「落ちても仕方ない」とどこかで思ってしまっている
独学がうまくいかない人に多いのが、心のどこかで、
「独学だから落ちても仕方ない」
「最悪、来年また受ければいい」
と思ってしまっている状態です。
試験という性質上、結果として不合格になることは仕方がありません。
ただ、日本語教員試験を独学で突破するには、
相当な覚悟と集中力
が必要です。
「できれば受かりたい」
「数年以内に受かればいい」
というスタンスのまま独学を選ぶと、途中で優先順位が下がり、勉強が後回しになってしまうことが多くなります。
以上、独学にあまり向かない人について、いくつか例を紹介してきました。



独学があまり向かないパターンというのは、本人の能力というより、環境面の問題が大きそうですね。
独学で挑戦する?|迷ったときに考えられる選択肢とは?
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ここまで読んで、
「独学でいけそうな気もする」
「でも正直、不安もある」
そんな揺れた状態の方も多いと思います。
そこで、日本語教員試験の合格を目指して勉強する場合、
現実にどのような選択肢があるのか
改めて確認していきます。
完全独学を覚悟する
1つ目は、
覚悟を決めて完全独学で進める
という選択です。
- 勉強時間をある程度確保できる
- 自分なりの勉強法がある
- 不安があっても勉強を続ける
こうした条件が揃っている場合は、独学で最後までやり切れる可能性も十分あります。
ただしこの場合は、
- 途中で迷わない
- 他人のやり方を見すぎない
- 「独学で行く」と決めたら腰を据える
といった姿勢がかなり重要になります。
独学をベースに、部分的なサポートを使う
2つ目は、
独学を軸に、必要な部分だけサポートを使う
という選択です。
例えば、
- 聴解試験対策だけ単科講座をとる
- 直前対策講座だけ受講する
といったことが考えられます。
また、メンタル面を補完したい場合は、
- 有料のオンラインサロン(勉強会)に入る
など、勉強仲間を作り、励まし合いながら続けるという選択肢もあるでしょう。
「独学か講座か」の2択ではなく、独学を前提に不安な面を補うと考えると、経済的・心理的な負担も比較的軽くなります。
試験対策講座を利用する
3つ目は、
試験対策講座を利用する
という選択です。
試験対策講座を受講することで、
- 出題範囲が整理されている
- 何をどの順番で勉強すればいいかが明確
- 「これで進めればいい」という安心感がある
といったメリットがあります。
一方で、受講した講座が自分に合わなかった場合、時間もお金も無駄になりかねません。
ある程度まとまった費用がかかるため、自分に合っているかどうかを慎重に判断する必要があります。
ここまで見てきたように、
- 完全独学
- 独学+部分サポート
- 試験対策講座
どれが正解かは、人によって異なります。
もしまだ、独学以外の選択肢を十分に検討できていない場合は、一旦ゼロベースで比較してみるのもいいでしょう。
独学は不安|試験対策講座が向いているのはどんな人?
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「独学でいこうか不安になってきた」
「講座も考えてみようかな⋯」
という方もいるかもしれません。
講座の最大のデメリットは費用面の負担ですが、うまく活用できれば、費用以上の効果が得られ、結果として合格に大きく近づけるでしょう。
そこで、試験対策講座が向いているのはどんな人かを整理しておきます。
出題範囲を確実にカバーしたい人
日本語教員試験は出題範囲が広く、独学では、
- どこまでやれば十分なのか分からない
- 抜けや漏れが不安になる
という状態になりがちです。
試験対策講座であれば、
- 出題範囲が整理されている
- 優先順位がある程度決められている
こうしたことから、「全部を一から自分で設計する負担」を減らしたい人には向いているといえます。
効率を重視して勉強を進めたい人
仕事や家庭と両立しながら試験を目指す場合、勉強時間そのものが限られているケースも多いと思います。
そうした場合、
- 情報収集に時間をかけすぎない
- 迷う時間をできるだけ減らす
という意味で、講座を使うメリットはあります。
費用はかかりますが、時間を買うという考え方をすると、合理的な選択になる人もいます。
「これで進めばいい」という軸が欲しい人
独学がつらくなる原因のひとつは、「この勉強で本当に合っているのか分からない」という状態が長く続くことです。
試験対策講座を使うことで、迷いながら進むストレスを減らせます。
特に、
- 自分で勉強計画を立てるのが苦手
- 不安になると手が止まりやすい
という方で、進むべき方向さえ示されれば、努力できるのであれば、講座のメリットを最大限活かすことができるでしょう。
試験対策講座の活用は、日本語教員試験の勉強をするうえで、とても大きな武器になります。
一方で、誤解していけないのは、
講座を受けたからといって、必ず合格できるわけではない
ということです。
講座を使っても、内容を消化できなければ意味がありませんし、「問題を解く力」は自分自身で養っていかなければなりません。



講座はあくまで、独学の負担を減らすための手段のひとつに過ぎないといってもいいかもしれませんね。
日本語教員試験に独学で挑戦しようとしている方へ


日本語教員試験を独学で合格することは可能です。
ただ、その道のりは決して簡単ではありません。
独学で日本語教員試験に挑戦することを決めたなら、あとは迷わず勉強あるのみ。
もし、独学以外の方法を選択したとしても、合格できればすべて救われます。
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