日本語教員試験の受験を考えて、日本語教員試験の難易度が気になっている方もいるかと思います。
難易度の感じ方は人それぞれですが、はっきりと言えるのは、
日本語教員試験は決して簡単な試験ではない
ということです。
ただし、難易度を把握し、しっかりとした準備をすれば、合格できない試験ではありません。
この記事では、複数のポイントから日本語教員試験の難易度を徹底的に分析。
難易度の捉え方から具体的な対策法まで、日本語教員試験をクリアするためのコツを詳しく解説してきます。
登録日本語教員私自身の合格体験も踏まえて、体感的な難易度についても、ご紹介します。
日本語教員試験の受験を見据えて、難易度を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
日本語教員試験における「難易度」とは?


これから、日本語教員試験の難易度について解説していきます。
ただその前に、「なぜ難易度を知る必要があるのか」を整理しておきたいと思います。
単純に「数ある国家試験の中でどれくらい難しいのか」を確認したいだけであれば、合格率を見るだけでも、ある程度の判断は可能です。
しかし、多くの方が日本語教員試験の難易度を気にする理由は、それだけではないはずです。
- どれくらいの勉強量が必要なのか
- 仕事や家事と両立できるのか
- 独学でどこまで対応できるのか
というように、試験対策を進めていくうえでの「自分にとっての難しさ」を知りたいのではないでしょうか。
それを確認するためには、複数の観点から、日本語教員試験の難易度を考える必要があります。
そこで本記事では、日本語教員試験の難易度を、次の3つのポイントに分けて分析していきます。
- 数字から見た難易度
>合格率の推移(ルート別) - 試験内容の難易度
>出題範囲、出題数、出題科目、出題形式、合格基準 - 試験対策上の難易度
>対策期間、勉強時間、費用、学習素材
このように、合格率はもちろん、さまざまな観点から日本語教員試験の難易度を解き明かしていきたいと思います。
これから日本語教員試験に挑もう考えている方には、ぜひ参考にしていただければと思います。
【ポイント①】数字(合格率)から見る日本語教員試験の難易度


まずは、数字から見た日本語教員試験の難易度について分析します。
試験の難易度を表す代表的な数字指標が、合格率です。
日本語教員試験は、受験する資格取得ルートによって合格率が大きく異なります。
年度ごとの合格率の推移を見てみましょう。
▼日本語教員試験|合格率の推移▼
| 試験ルート (基礎+応用) | 基礎試験免除ルート (応用のみ) | |
|---|---|---|
| 令和6年度(2024年) | 8.7% | 61.0% |
| 令和7年度(2025年) | 35.9% | 70.0% |
※基礎試験免除ルート=養成機関ルート、C/D-1/D-2ルート
この合格率から、どのようなことが読み取れるのか見ていきます。
試験ルートは「難関試験並み」の年もある
令和6年度の試験ルート(基礎試験+応用試験)の 合格率8.7% と、10%を切っています。
数字だけを見ると、難関試験並みの水準だったと言えます。
一方、令和7年度は 35.9% と大きく上昇しています。
ただし、制度開始から間もないこともあり、
- 問題の難易度の揺れ
- 受験者層の変化
といった要因の影響も大きく、合格率はまだ安定していません。
過去に10%を切る年度があったことを踏まえると、試験ルートは「簡単な試験」とは言いづらく、相応の覚悟と準備が必要なルートと考えるのが現実的です。
応用試験のみ(基礎免除)は合格率が高め
応用試験のみを受験する基礎試験免除ルートの合格率は、令和6年度61.0%、令和7年度70.0%と比較的高めです。
この数字だけを見ると「難関とまでは言えない」と感じる方もいるかもしれません。
ただし、このルートで受験できるのは、基本的に養成課程の修了者(見込み含む)で、資格取得に本気で取り組む層が中心です。
そのなかで毎年 3〜4割程度は不合格になっていることを考えると、決して油断できる試験ではありません。
試験ルートと比べれば難易度は低めですが、それなりの対策と準備が必要な試験と言えるでしょう。
ここまで、合格率という数字から日本語教員試験の難易度を見てきました。



過去すべて受験し、傾向や問題の難しさで年度によって差を感じたので、合格率の数字だけでは、なんともいえませんね⋯
試験実施回数が少なく、年度ごとの変動が大きいため、合格率だけで難易度を正確に分析するは難しいのが現状です。
このため、日本語教員試験の難易度を確認するには、合格率以外のポイントも加味して考える必要があります。
【ポイント②】試験内容から見る日本語教員試験の難易度
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日本語教員試験は、合格率とは関係なく、「難しい」と感じる受験生が多くいます。
それは、試験内容そのものにも、受験生が苦戦しやすい要素があるためです。
▼日本語教員試験の試験概要▼
| 基礎試験 | 応用試験 | |
|---|---|---|
| 試験時間 | 120分 | 読解:100分 聴解: 50分 |
| 出題数 | 100問 | 読解:60問 聴解:50問 |
| 出題形式 | マークシート方式 | |
| 配点 | 1問1点 (100点満点) | 1問1点 (110点満点) |
| 合格基準 | 8割+各区分6割 | 6割 |
このように、日本語教員試験は試験内容だけを見ても、決して軽い試験ではありません。
試験ルートの場合は1日がかりの試験となり、出題数は210問。
応用試験には「聴解」という特殊な試験が含まれ、対策しにくい科目でもあります。
また、特に、基礎試験の合格基準は、国家試験として見ても厳しめです。



8割越えはきついですね⋯応用試験は聴解があるし、他の国家試験とは性格が違うように思います。
日本語教員試験は、合格率に関係なく、「難しい」と感じる受験生が多いのも無理はない試験だと言えるでしょう。
【ポイント③】試験対策における日本語教員試験の難易度


次に、試験勉強を進めるうえで、受験生が実際に感じる「試験対策上の難易度」について見ていきます。
日本語教員試験は、試験自体の難しさが、そのまま試験対策上の体感的な難易度にも影響している試験です。
受験生が特に負担を感じやすいのが、試験対策にかかる期間と学習時間。
日本語教員試験の対策を行うにあたり、一般的に必要とされる期間と学習時間の目安は、次のとおりです。
| 試験ルート | 基礎試験 免除ルート | |
|---|---|---|
| 対策期間 | 3か月〜1年程度 | 2〜6か月 |
| 総学習時間 | 300〜600時間 | 200〜300時間 |
これを見てもわかるように、日本語教員試験は、短期間での対策が難しい試験だといえます。
特に試験ルートの場合、数か月では対応しきれず、半年〜1年程度の準備期間が必要なケースも少なくありません。
基礎試験免除ルートでは、試験勉強の負担は軽減されますが、養成講座の受講が前提となるため、時間的・金銭的な負担も含めて考えると、決してラクな道とはいえません。
日本語教員試験の対策が長期間必要な背景には、次のような理由があります。
- 出題範囲が広く、網羅的な学習が必要
- まとまった勉強時間を確保しなければならない



長期間にわたって継続的な勉強が求められます。仕事や家事などとのバランスの取り方も難しいです。
また、日本語教員試験は過去問が公表されていません。
出題傾向が把握しにくく、ポイントを絞った学習がしづらい点も、難易度を高める一因になっていると考えられます。
日本語教員試験に合格するには、学習環境を整えたうえで、長期間にわたり根気強く取り組まなければなりません。
こうした点を踏まえると、日本語教員試験は、試験対策の面から見ても、難易度が高めの試験だといえるでしょう。
難易度の高い日本語教員試験を攻略するには?


日本語教員試験は、合格率や試験内容を見ても分かるとおり、決して簡単な試験ではありません。
がむしゃらに勉強するだけでは攻略は難しく、押さえるべきポイントを意識した学習が必要です。
ここでは、難易度の高い日本語教員試験を攻略するうえで、意識しておきたい3つのポイントを整理します。
- 早めに出題範囲を一通りカバー
- ポイントを押さえたメリハリある学習
- 「解く力」を鍛えるための問題演習
① 早めに出題範囲を一通りカバーする
最初に重要なのは、出題範囲を一通り把握することです。
完璧に理解しようとするよりも、まずはできるだけ早く、出題範囲全体を一通り学習することが重要です。
出題範囲を早めにカバーできると、
- 試験の全体像が見える
- 学習計画を立てやすくなる
- 漠然とした不安が軽減される
といったメリットがあります。
膨大な出題範囲を、いかに早く把握できるかによって、その後の試験対策の難易度は大きく変わってきます。
② ポイントを押さえたメリハリのある学習をする
日本語教員試験では、すべての分野を同じ力の入れ方で学習するのは、現実的ではありません。
区分ごとの出題数や得意・不得意を踏まえながら、重要度の高いポイントを中心に学習することが重要です。
こうした学習を行うことで、
- 勉強にメリハリがつく
- 学習の回転率が上がる
- 知識が定着しやすくなる
といった効果が期待できます。
このようなメリハリのある学習を行うためにも、早い段階で出題範囲の全体像を把握しておくことが、なにより大切です。
③ 演習を繰り返して「解く力」を身につける
いくら知識だけ知っていても、問題が解けなければ意味がありません。
実際に問題を解きながら、知識を使える形にすることが必要です。
問題集などを活用して繰り返し演習を行うことで、試験本番で得点につながる力が身についてきます。
また、演習を重ねることで、
- 問題形式に慣れる
- 出題パターンへの対応力が高まる
といった点でも効果があり、合格がぐっと近づくでしょう。
以上、日本語教員試験を攻略するための基本ポイントをご紹介しました。
日本語教員試験は、難易度こそ高いものの、これら3つのポイントを実践できれば、決して合格できない試験ではありません。
とはいえ、仕事や家事・育児に追われるなかで、これらすべてを実践することが簡単ではないのも事実。



時間が有り余っているならともかく、日々忙しいですからね⋯これこそが日本語教員試験の本当の難しさかもしれません。
そこで、日本語教員試験の難易度を、より現実的なものにするにはどうしたらいいのか、次にご紹介します。
日本語教員試験の難易度を下げる方法とは?
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日本語教員試験は難易度が高いものの、対策のポイント自体は比較的はっきりしています。
一方で、出題範囲の広さや学習量を考えると、すべてを独学でこなすのは、簡単ではありません。
このため、試験対策の難易度を下げる方法として、
試験対策講座を活用する
という選択肢が考えられます。
講座を利用することで、
- 出題範囲の全体像を把握しやすい
- 重要箇所・優先順位が明確になる
- 問題演習に割ける時間を確保できる
といった点で、試験対策の負担・ストレスを軽減でき、体感的な難易度を下げることができます。
eラーニング講座なら、スケジュールの制約もありません。
また、多くの講座は過去の試験データや受講生の声をもとに設計されており、信頼性や実績があるも安心材料です。



講座を取って油断しすぎるのだけは注意したいです。うまく活用すれば強い味方になります。
関連記事では、日本語教員試験の試験対策講座をご紹介しています。
少しでも試験対策の負担を軽減したい方は、参考にしてみてください。 関連記事を読む>>
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まとめ|日本語教員試験の難易度を踏まえて
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日本語教員試験は、合格率や試験内容、試験対策の面から見ても、決して簡単な試験ではありません。
大切なのは、「難易度」に振り回されて自分を見失わないこと。
難易度を踏まえて、自分なりの対策に落とし込むことで、合格はかなり近づきます。
日本語教員試験に合格して、国家資格を取得しましょう!
なお、以下の関連記事では、日本語教員試験について、受験生の悩みから具体的な攻略ポイントを解説していますので、よろしければ参考にお読みください。
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